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常陸院ブラザーズ

双子好きのみなさまにぜひ常陸院ブラザーズを紹介したい。
紹介したいというかこの燃え滾った気持ちをどこかに吐き出さなくてはいられない。
常陸院ブラザーズとは漫画「桜蘭高校ホスト部」に登場する常陸院光と馨のことである。
全18巻を通した彼らの行動のすばらしさは大きく3つに分けられると思った。 
(漫画の内容を知らないと分かりづらいところがあるかもしれません)

  1. その設定

    常陸院家は主にアパレル関係の会社を経営している超大金持ち一家である。アパレル関係というだけあって双子はいつもオシャレで後々彼らは美大に進学する。スペインの建造物が死ぬほど好きで特にアルハンブラ宮殿は死ねるレベルで好き。大きなベッドを2つぴったりくっつけて、夏は上半身裸、冬は色違いのパジャマで寝ている。

    誕生日は6月9日。そっくりだけどちょっと違う2人を表したすばらしい誕生日設定!

    そんな2人は親戚にすらどちらが光でどちらが馨か見分けてもらえず、告白してくる女子にはどっちでもいいと言われ、どんどん2人だけの世界に閉じこもるようになっていく。世界は僕らと僕ら以外でできているっていう考え方をするようになって、その気持ちが分かるのがお互いだけだから、誰に理解されなくてもいいお互いさえいればいいという。

    光は光で馨は馨なんだ!でも双子だから2人で1人なことも分かってほしい!というのが彼らの望みで。その矛盾した考えを分かってくれない普通の人はバカだ必要ない。俺らだけでいい。って世の中を見下して。ただただ見分けてもらえないことに傷つくのが怖くて2人だけの世界に閉じこもる。

    お互いに強く依存する双子好きにはなんとたまらない設定であることか…!!!!

  2. 営業じゃない日常生活でのエピソード

    ホスト部における部の接客として双子の禁断の愛を売りにしている彼らだが、お客様に向けた営業用の小芝居ではなく日常生活の中でそんな双子の愛を感じられる瞬間が多々あるのだ。営業用の作られたものではなく自然な!心の底からの感情が見える日常生活のあれやこれ!!

    ぜひぜひ漫画を読んでここだ、ここもだ!とニヤニヤしていただきたいのだが私が大好きなエピソードを一つだけ言わせてください。

    ホスト部一向が夏休みに軽井沢に行き爽やか選手権を開催したときのことです。最も避暑地軽井沢に適した爽やかな行動をした者一名がペンションに泊まる権利を獲得することができるという爽やか選手権。その選手権の最中、馨が掃除をしていたときに窓が割れてガラスが頭の上にふってくるんですが、持ち前の運動神経で直撃はまぬがれたものの馨の頬には傷がついてしまいます。一部始終を見ていた光はもちろんすごく心配するんですがみんなの前では平気なふりをして、でも実は馨のことを握りしめる手がすっごく震えてて。その震えがたまらない!!言葉で言い表せないけどぜひその件を漫画で見てほしい…

  3. ハルヒをめぐる泥沼

    何よりもこれが一番萌える。少女漫画だからもちろん恋愛要素があって、主人公ハルヒのことを光も馨も2人とも好きになってしまいます。双子だから好きになるものはいつだって一緒。ジュースとか2つ買えるものは2つ買うしクッキーとか半分こできるものは半分こする。じゃあ分けられないものを好きになったらどうするの…?

    まずなんでハルヒを好きになったの?っていうところを考えてみると、双子は部の接客で「どっちが光くんでしょうかゲーム」なるものをしているんだけど(その名の通りどっちが光か当てるゲームです)彼らがこのゲームで本当に求めている答えは単純にどっちが光でどっちが馨とかではなくて。1でも言ったように別々だけど一緒っていう矛盾を理解してもらいたいと常々思ってるから、矛盾しててもそれでいいじゃないかそれが「個性」だよ。っていうことを言ってもらいたいんですよ。相当めんどくさいね!そんなところも好きだけど!でもって「個性」だと、そう最初に言ってくれたのがホスト部部長須王環(通称:殿)。そしてもう一人そう言ってくれたのが何を隠そうハルヒで。好きになっちゃうよなーそりゃあ仕方ない。

    そんでハルヒが好きだと馨は早い段階で自覚して悩みはじめる。光はこの段階ではまだ無自覚だけど好きなんだろうなってことは態度見てりゃ分かる。光が自覚して先に進みたいと思ったら僕はどうしようかなーって馨は常に光前提の考えしかしないの。そんな光に部の先輩であるハニー先輩が「光を抜きにして馨はどうしたいのか。光に気を使って身を引いてもそんなの光は喜ばない」と助言をしてくれて馨もよくよく自分の気持ちを考え直し、光もそのころには自覚してて。最終的に馨の出した答えが「好きだよハルヒのこと。でもどうしたってさ光の方がもっと大切なんだ。光を抜きには考えられない。光の世界が広がることが一番嬉しい。その答えが出ていながら決断できなかったのは僕が光に依存してるから。」ですよ!!!

    でもどうしたってさ光の方がもっと大切なんだ(12巻)

    これが萌えずにいられるか!!!!!!!!!!

    もうこの辺からボロボロ泣いてる。耐えられない。なんなの双子愛しすぎじゃない???
    そうやって馨はいつも自分が身を引けば全部丸くおさまると勝手に決めつけてる。でもそれは結局自己満足にすぎないし、かえって周りに心配かけたり何より光はそんなんじゃ全然納得しない。光は直接的なワガママだけど馨は独りよがりなワガママだよ。最終的にそこらへんちゃんと分かってて上手く解決するのが光で、やっぱり光はお兄ちゃんで馨は弟だなーって。そこがまた良い!!!

    隅から隅まで余すところなく萌えを提供してくれるすばらしい双子に万歳!常陸院ブラザーズ万歳!

他にもありとあらゆる乙女の夢を叶えてくれるので桜蘭高校ホスト部ぜひ読んでください。