L-エルー

Acid Black Cherry 4th Album「L-エルー」発売されましたね!
発売が3週間遅れになったということで今か今かとこの時を待っておりました。
4枚のシングルとIncubusのPVからどんなストーリーになるのか色々と考えをめぐらせておりましたがyasuの想像力には遠くおよびませんでした。
PVに銃が出てきたので小さいころ好きだった男の子が殺されちゃうとか殺人犯になるとかそんな話かしらと思ってたけど全然違った!
シングルもそれ1つ1つでストーリーがあるのにアルバムに入るとまったく違う顏を見せるから本当にすごいなと…
一回通し読みしたくらいでは到底理解しきれません。
まず長くないとはいえお話1つ書くこともすごいのに、それに加えてリンクした曲もつくってとなるとほんとに天才か!!
さらにあの歌声とかっこよさにかわいさ…ずるい…好きにならざるをえない…

今回「L-エルー」が発売されるにあたって公式ブログの方で「ABCと私」という企画が行われていたのですが時間がなくてまだ読めてないんだ…
とりあえず先に「Lを巡る12人の証言」という記事を読んできました。


Acid Black Cherry「L-エル-」特集 (1/3) - 音楽ナタリー Power Push


ギターやドラムなど音楽にはまったく詳しくないのでただひたすらすごいとしか言えないけど…
記事の中にただエロいだけでなくという話が出てきます。ほんとうにその通りでエロいんだけどエロくないんですよ。人間の本能というか心の奥に誰もが持っている綺麗なだけじゃない汚い感情というかそういうエロスな気がする。

がっつりネタバレを含んだLの話をすると、
ブックレットは最後の方ボロボロ泣いた…
君に見せたい未来があるんだよっていう見開きのページで涙腺崩壊だった…
色とりどりのお花でお姫様なエルが描かれてるの感動でしかない。まさか予想してなかったからすっごい驚いて感動したな…
もう泣いてるしびっくりだしで混乱してたから次のページ開いてうそ夢だったのって。ハッピーエンドじゃなくて悲恋なの!!?って感動の頂点から悲しみのどん底に落とされたけど…落ち着いてもう一回よくよく見てみたら、寝転がってるエルの手前に落ちてるチケットを拾おうとしてる手があって、その手がリノと同じ服だったからきっと今エルが見てる幸せな夢はこれから正夢になるんだろうなと思いました。よかったハッピーエンド~~!!!

それにしてもオヴェスいい男すぎる。手を砕かれてしまったから絵を描いてエルを慰めてあげることもできなくて、でも本当のことを言ったら私のせいで絵が描けなくなったと気に病んでしまうかもしれないと思うとそれも言えなくて。そんなオヴェスが一生懸命考えた結果が色のない街が嫌いなエルを色のない街が好きになってくれるように、笑顔になってくれるように、街をキャンバスに花で絵を描くということで。
最初に植えた花は勿忘草。2番目は紫蘭紫蘭花言葉調べてみたところ「変わらぬ愛」でした…泣くわ…
エルがずっと求めてた愛は最初からオヴェスのところにあったのにね。
L(エル)+oves(オヴェス)=Loves
2人一緒になったら愛になるんですよ…エルも早くそれに気づいてればよかったね…
「La vi an rose」は「バラ色の人生」の意味で、それに対して「セラヴィー」は「これが人生さ」の意味。セラヴィーはキラキラしてたけど所詮偽物の色でしかなかった。色のない街でこそ本当のバラ色の人生が歩めたのにね…
最後がハッピーエンドで本当によかった。

きっとまだまだ読めば読むほど、聴けば聴くほど新たな発見があるんだ〜!